人から与えられたタスクを優先するのを止めた-やりたいことをやるために私が止めた5つのこと(5)

こんにちは!

ブログ「今、夢に生きる」を運営しているハギタカシ(@takashi_h7)と申します。

今は、トモ流に「やりたいことをやるために私が止めた5つのこと」というシリーズで寄稿をしているところ。

今回は、5回目。

テーマは、「人から与えられたタスクを優先するのを止めた」です。

早速、お送りしましょう!

 

「約束」が先、「自分の」は後回し。

以前の私は、こんなふうに考えていました。

 

人と約束したタスクは、重要。

なぜって、締切を守ることができなかったら大変なことになるから。

まずは、人との約束をきちんと守ろう。

その上で、タスクをきちんと管理して、自分の努力で時間を捻出しよう。

その捻出した時間で、自分がやりたいことをやっていこう。

 

なんとも真面目ではありませんか。

ただ、現実はそうはいきませんでした。

タスク管理をして、締切までに仕事をきっちり仕上げたらどうなるか。

さらに仕事が降ってきました。

もっと頑張ってさらに早く仕上げた。そうしたらさらに仕事が降ってきた。

結局、限界ギリギリまでの仕事をいつも抱えている状態。

終わったらクタクタ。そこから、「やりたいこと」に手をつける余裕なんてなくて、先送り、先送り、先送り。

私は、「人との約束を大事にする」のと「自分との約束を疎かにする」のがセットになってしまっていました。

両方大事にするべきものなのに。

何年にもわたる失敗でようやくそのことに気づいた私は、考え方を改め始めました。

このままではいつまで経っても、やりたいことなんてできやしない。

このままじゃいけない、と。

 

ヒントは「貯金」にあった

人からのリクエストにどれだけ応えても、まったく報われる感じがなかった私は考え始めました。

 

どうすればいいんだろう。

自分のやりたいことをやると言っても、人に迷惑をかけるのは違う気がする。

かと言って、言われるがままでは、何も自分のことができない、と。

 

そこで、ふと閃きました。

あれ、これって貯金と同じじゃないのか。

貯金をするには、余った分を貯めようなんて思っても無理で、最初に貯めたい分を天引いて、残りの額で生活を組み立てると貯まっていく。

時間も同じで、最初にやりたいことに充てる時間を確保して、残りの時間で人と約束したタスクを仕上げたらいいんじゃないか。

そう思った私は、仕事にデッドラインを決めました。「これ以上は、仕事に時間をかけない」と。

仕事の時間が、やりたいことをやる時間を侵食しないように。自分の時間を聖域として守る決意をしたんです。

自分のやりたいことをやる時間は、絶対に確保する。その上で残った時間で人との約束は、きちんとやりあげる。

こう考えを変えた瞬間から、やりたいことをできる時間が少しづつ増えていきました。

 

自分がやりたいことを優先して、仕事に支障が出なかったかって?

不思議なくらい何もなかったですよ。

こんなことならもっと早く自分のやりたいことを優先させるんだったって思ったくらいです。