タイガーマスクは、初代佐山、二代目三沢、三代目金本と複数存在するけど、やはりタイガーマスクと言ったら初代だよな。
あの技、動き。始めて見たとき、衝撃を受けたね。
今の方がアクロバティックで派手な技は存在するけど、佐山のあれは別格。
人格は別として笑。プロレス史上でも屈指の天才だろう。(佐山の才能にはゴッチも舌を巻いたらしいからね。)
サーカスじゃない、驚きとプロレスの強さや凄みを含めた技の数々は、表現するならロストテクノロジーのようで今では再現出来ないよな。
このマジソンの試合、空気が伝わってくる。お客さんの衝撃と熱気がね。
…で、この試合のタイガーの魅力を引き出したのは、やっぱキッドのスバラシイ仕事。
あのダイナミックで剛の極みのような、ゴムまりのようにはじけ飛ぶカラダ。
あの受け身がタイガーの技を最大限に引き立たせてるよね。
このキッドもまた、今のプロレス、レスラーには失われた技術、凄みを表現出来る稀代の天才だったよな。
ジックリ見入っちゃった。