ハッ、と。
なんで今更、と思うんだけどね笑。
この前のDJが終わって、ん?と。
あれれれれ…縦フェーダーの方がオレのPlayにはマッチしてるんじゃねえの?って。
これは長年ロータリーフェーダーにこだわってきたオレからすると、革命。
オレのDJ歴はロータリーと共に
DJ始めてからいままで、ほとんどの期間をUrei、BozakとロータリーフェーダーのMixerをこだわって使ってきた。
そしてこの前買ったVestax PMC46、さらにE&S DJR-400への目移りと、ここでも迷うことなくロータリーだ。
いわゆる、”HouseMixer” というヤツだ。
…ここまでこだわるロータリー(ダイヤル)フェーダーのメリットを説明しておく。
縦フェーダーより繊細な、音同士がねっとり絡みつくような、溶け合うようなMixが出来る。
それがなんで?いまさら。
この前のPlayを思い返してるウチに、ハッとした。
オレのMixは、音量を上げた状態でEQ(イコライザー=DJMixerでは主に高中低域の音質をコントロールする)いじって混ぜていくスタイル。
Techno系のMixみたいな。
なので、じっくりロータリーでロングミックスする機会は少ないんだよね。
そうなると、縦フェーダーの方がマッチするんだよな。
で、Mixerを新調しようと
思い立ってすぐにアタマに浮かんだのはコレ。
Ron Hardy(Chicagohouseのレジェンド)が使ったGLI PMX-9000(7000のほうだったか?)。
これはもう、買う直前まで行った…んだけど、そこで割り込んできたのが…
このPMC-CXだ。Carl Cox(Techno系レジェンド)のシグネチャーモデルで、コレも前から気になってた素晴らしいMixer。
メインのアイソレーターはモチロン、各チャンネルにもアイソレーター(コレはオレのミックスするスタイルには必要)があるワガママ仕様。
そしてオモシロそうなフィルター、扱いやすそうなサイズ…さらにVUメーター(音量メーターがアナログの針)と全部盛り。
ときめく内容なワケです。
こう書いてても欲しくてたまらないんだけど…突き詰めると…
これなんですよ。VESTAX PMC-25。
コレも素晴らしいMixerなんだよね。
だけど、どっちかってえと、家庭用の向きなんだけど…オレがやりたいことはこのMixerに詰まってるように感じて。
VESTAX PMC-25に見いだしたロマン
先に書いたような音量とアイソレーター(EQ)でのMix方法に加え、音量だけでなく、アイソレーターも急激な入り切りをするのだ。
そうなると、アイソレーターもフェーダータイプの方がイイ。
スイッチじゃダメだ、多少の幅は欲しい。
で、このPMC-25には、短いタイプのフェーダー型アイソレーターがついてるんだよね!もう、理想!!!
さらに、各チャンネルで混ぜるより、いっそクロスフェーダーで混ぜた方が良いんじゃないか、って。
だって、Mixの作業簡略化して、フロアともっとコミュニケーション取りたいんだもん。
だとすると、オレのやりたいことがギュッと詰まった、シンプル、ミニマムなコレだな、と
…と、ここまではまだ入手前の妄想なんだけど、実現したらまた報告するよ。