トモ流をお読みの皆さん、こんにちは!
ブログ今、夢に生きるを運営しているはぎ(@takashi_h7)です。
定期的にトモ流への寄稿をさせてもらっています。
今のテーマは「自分の心の声に素直になる! 好きを見つけて行動に移そう」。
自分のやりたいことを見つけて、実際にやってみる。そのヒントを少しでも書ければと思っています。
前回は、「好きなことをやってみようと思ったのに、一歩が踏み出せない」
そんなときにどうすればいいかをまとめてみました。
今回は、その続きになります。
「一歩を踏み出せない」ときには、スキルの問題でも、時間のあるなしでもなく、実は自分自身でブレーキを踏んでいることもあるんです。
自分自身で踏んでしまうブレーキ
自分のやりたいことをやろうとしているはずなのに、なぜかできない。
それは、無意識のうちにブレーキをかけてしまっているのかもしれません。
ただ自覚がないことも多いんです。そこで少し言い方を変えてみましょう。
次にあげるフレーズのなかで、「そうかも…」と賛成してしまいそうなものはありますか?
●「好きなことをする」のはちょっとワガママな気がする。やるにしても、やらないといけない仕事、役割をきちんと終えたあとにしないと…。
●「やりたい」って思っても、結局、身につかなかったらどうしよう。損したくないし。
●今からこんなこと始めても、遅いんじゃないかなぁ。
●目標はあるけど、すぐにできるようなことじゃない。もうちょっと勉強とか準備が必要なんじゃないかなぁ。
今書いてきたのは、「自分の好き」を止めてしまう代表的なブレーキです。
あまりにも世間にあふれていて、また一見、「まっとう」に聞こえるので、思わず「そうだよねー」と思ってしまいそうになります。
けれど、要注意です。
「他の人の言うことに従って、自分の人生の設計図を持たない」という生き方を選ぶなら、何の問題もありません。
ですが、この「好きを行動に移そう!」というシリーズを読んでくださっているあなたなら、そうではないはずです。
自分の「好き」を行動に移したいなら、ぜひとも反論できるようにしておきたいところ。
「好きなことをする」のはワガママか
まず、これ。
好きなことをやるのはいいけど、人様に迷惑をかけないようにしないとね。
だから、自分がやらないといけないことを先にやって、そのあとで、やりたいことをやろう。
このフレーズの本当にやっかいな点は、とにかく「まっとう」に聞こえること。
思わず「そうだよねー」と言いたくなってしまいそうです。
けれど、私は知っています。
「先にやるべきことをしないといけない」といっても、その「やるべきこと」には、終わりがないことを。
早く片づけたとしても、次から次へとやるべきことは湧いてきます。
モグラたたきのようにタスクを終えて、家に帰ってきたときには、くたくた。
「好きなことをやるのは、また今度にしよう」なんて言いながら、疲れ果ててベッドへ。
そんな毎日が繰り返されて、いつのまにか何年も経ってしまう。
好きなことをやるのはワガママでも何でもないんです。
「自分らしく生きたい」というのは、人として生きている中で感じる、いちばん自然な気持ちだと思うんです。
なのに、その気持ちを「優先順位:低」にしているのが、悲しいかな、現状じゃないでしょうか。
一番大事なことなのに。
もちろん、人に迷惑をかけようといっているのではないんです。
迷惑をかけないように工夫するのは大事なことだし、そのために時間管理やタスク管理のスキルを身につけるのも必要だと思います。
ただ、考え方の根っこに「好きなことをするのはワガママ」「やるべきことをやった後じゃないとダメだ」という固定観念があると、絶対に好きなことに手をつけることができません。
損したらどうしよう
せっかく好きなことをやろうとしているのに、「損したらどうしよう」とか「なんのメリットもないし」なんて思って足踏みしてしまうケースもあります。
「やってみて損すること」もあるかもしれまんが、人生が狂うほどの損をすることはまずないはずです。
せいぜい数万円から十数万円のことでしょう。
それをそんなに足踏みしている時間のほうがもったいない。
私たちの時間は、限られています。
やってみて、「やっぱり面白くない」と思ったらやめたらいいんです。
損したな、と思っても、それは「合わない」ということが分かって、前に進んだんです。
ずっともやもやしながら、同じところに立ち止まっているよりも、ずっといいことだと思います。
遅いんじゃないかなぁ。早いんじゃないかなぁ。
好きなことに取りくむのに「遅すぎる」も「早すぎる」もないと私は思います。
私たちが目指しているのは、「何かを達成する」といったような一時的な目標だけではありません。
好きなことに手をつけることによって、「ワクワクする生き方」を手に入れようとしているはずです。
ワクワクする生き方を手に入れようとするなら、「遅い」「早い」なんて関係ありません。
いつでも始められるし、始めたら確実に近づいていくものなんです。
今回は、やりたいことに手をつけられなくなる代表的なブレーキをいくつか紹介してきました。
当てはまっているものがある場合には、タスク管理を工夫したり、自分の使い方を工夫するといったことでは解決しないと思います。
そんなときには、どうか少し考えてみてください。どう生きたいのかを。
他の人から振られる仕事をするだけで満足なのか。
目先の損得のために、やりたいことを我慢するのでいいのか。
「遅い」「早い」といった根拠のないイメージを信じて、ワクワクする生き方をあきらめるのか。
そのときに答えは自然と出てくると思います。
次回は、最終回、まとめをやりましょう!