こんにちは! ブログ「今、夢に生きる」を運営しているハギタカシ(@takashi_h7)といいます。
今は、トモ流で「やりたいことをやるために私が止めた5つのこと」というシリーズを書いているところ。
1つ目は「損得を優先させるのを止めた」
2つ目は「人の許可を求めるのを止めた」
3つ目は「感情よりもロジックを優先させるのを止めた」
4つ目は「人から与えられたタスクを優先するのを止めた」
そして今回は最終回、「恥ずかしいを優先するのを止めた」です。
これがある意味で一番勇気が要ったことかもしれません。
一番嫌いな言葉「みっともない」
以前の私が一番恐れていた言葉があります。
それは「みっともない」
この言葉、もともとは「見たくもなし」が変形した言葉だと言われています。
他の人から見られたら恥ずかしい。
世間様に顔向けできないからやめなさい。
思えば、子供の頃からずいぶんこんな言葉を聞いてきた気がします。
さらに、私は長男だったこともあり、「お兄ちゃんなんだから(ちゃんとお手本になるように振る舞わないと)ダメでしょ」という言葉も聞いてきました。
それを何度も聞いてきた私は、いつしか「人からどう見えるか」を判断基準にしてしまったのでした。
この判断基準で生きている間は、「平均」から外れるのがとても怖かった。平均である限りは、何も言われない。目立たないほうがいい。目立ったら何か言われるかもしれない。
「ワガママだ」「みっともない」こんな人からの評価を受けるかもしれない。
だから、そうならないように必死で「文句のつけどころがない優等生」を演じ続けようとしていました。
けれど、そこは出口のない迷宮でした。
どれだけやっても「まだ足りない」ように感じられて。「今の自分ではダメな」ような気がして。
なんだか人からの意見に振り回させているような気がしつつも、それを無視するなんていうのは私にとって”ありえないこと”でした。
小さな「ワガママ」を繰り返して「あれ?大丈夫じゃん?」を広げていく
そんな”ありえないこと”をどうしてやり始めたのか。
一つのきっかけは、本でした。心屋仁之助さんの『一生お金に困らない生き方』を読んだこと。
もう一つは、人からの評価よりも自分の軸を大事にして生きている人に実際に何人も出会ったこと。このブログの管理人であるトモさんも、そのお一人です。
人からの評価よりも自分の軸を大事にする生き方。それを間近に見た私は、「自分もこうなっていきたい」と強く思いました。
ただ、そこからが怖いことだらけ。
何かやろうとするたびに、「こんなことして大丈夫なんだろうか」「何か文句言われるんじゃないか」そんな考えが頭をよぎります。
ドキドキでした。
ただ、この一線を乗り越えないと、いつまでも人の声に振り回されて自分の人生を生きられないと感じていたので、「小さなワガママ」からやり始めました。
ちゃんと有給をとるとか。
相手のスケジュールに合わせるだけじゃなく、こちらの都合もきちんと伝えるとか。
そんなことにさえ遠慮していたんですね。
けれど、一歩踏み出してやってみると、「あれ? 意外と大丈夫なのかも」と体感できます。
そうしたら、もうちょっとワガママレベルを上げてみる。また「大丈夫かも?」と実感する。
その繰り返しをしていると、だんだんと他人の声にびくびくしていた自分を「どうしてあんなに怖がってたんだろう」って思えるときがきっと訪れます。
そう思えたときに感じられる自由。これほど極上のものがあったとは。
それまで「人生は楽しい」なんてウソだと思っていましたが、自分の軸で生きようとしてからは、「確かに楽しいかも」と思えることが増えてきました。
ここまで書いてきた「やりたいことをやるために私が止めた5つのこと」というテーマ。
どのテーマにも共通しているのは、今までの自分がやっちゃダメだと思っていたことをやってみる、ということです。最初はすごく勇気が要ります。
けれど、だんだんラクになっていきます。自然体でいられるようになります。その途中で、今まで付き合っていた友人と距離ができることもあるかもしれません。
けれど、自然体でいられるようになれば、その自然体の自分に合った人とのご縁が新しくできてきます。不思議なほどそうなります。
だから、大丈夫。少しだけのワガママから始めてみませんか。自分のやりたいことをやるために。
人の顔色ばかりを伺っている、ビクビクした生き方は終わりにしたい。
そう願っている人に、ちょっとした手引きとしてこのシリーズが届けば、こんなに嬉しいことはありません。